走り美 - 走り記 : 2010年2月

あたたかい。
思わず暑いと言いたくなるくらい。

急に飛び越えた暖かさになるものだから
カラダの感覚が暖かいを暑いと勘違いしてしまうのか。
汗も吹き出るようである。

走り、剪定して、走る。
高く伸びた枝を上のほうだけ刈り取るのか
それともいっそより根元に近いほうからとするか。
ふたたび力強さを取り戻してほしいと願い
太い枝にノコギリを入れた。

いくら引いても押してもなかかなか切れてはくれない。
最後まで切り終えないと倒れてもくれない。
ひとつ押しひとつ引くたびに木の成長力を肌に感じる。

軽めに走る、ショートラン。

この距離この時間であれば
足にそれほど負担を感じないようになってきた。
走るをはじめた頃を思うと考えられない。

軽めに走る、ショートラン。
これをこれまで週２ペースであった走るに導入して
週３ペースへと走りの地力アップに弾みをつけたい。

軽めに走りたい気分。
５、６キロぐらいがちょうど良い。

走り、剪定して、また走る。ひと月が経つと
少しばかり剪定体力もついてきたようだ。

走り剪定終えたあとの腕・肩の張りも落ち着いてきた。
むしろこれからは腕・肩に頼らない足・腰と一体となった
カラダ使いのイメージを高めたい。

年初より走るに剪定を取り入れてひと月。
ふさふさになった木々を最初はハサミでばっさばさと
それでは進まないとお次はノコギリで枝を切り落としていった。
木陰になっていた祖父宅の庭に光が戻ってきたように思う。

枝にノコギリを入れるたびに思う。
木々の成長力たるやそのたくましさの凄いこと。
ひとつ切り落とすのにどれだけのチカラを要することか。
それを感じながらこの剪定で走りの地力を養えればと思う。