アムステルダムの旅で、美術館、博物館、キャナルクルーズを利用するならコレ「 I amsterdam City Card」。以前利用したのは2006年秋のオランダの旅。そう、はじめてのひとり旅のときだ。

あれから６年以上が経ちデザインが変わっていた。私が利用したのは2012年6月。カギの絵の中にアムステルダム市のシンボルマークがデザインされたもの。それからまた変わったようだ。2013年の新しいデザインは I amsterdam のホームページで確認できます。

I amsterdam City Card を購入すると、ミュージアム、キャナルクルーズが利用できる赤い City Card が１枚とアムステルダム市内のトラム、バス、地下鉄が乗車可能な Day ticket がセットになっている。どちらのカードも初めに利用したときから24時間、48時間、72時間利用できる仕組みだ。2013年10月の時点で価格は...

24時間 I amsterdam City Card：42ユーロ
48時間 I amsterdam City Card：52ユーロ
72時間 I amsterdam City Card：62ユーロ

このカード、何が便利って主要な美術館に入館する際チケットを買わなくていいのだ。
I amsterdam City Card 利用可能なミュージアムではカードを見せるだけで入館できる。

アムステルダムで必見のゴッホ美術館ではチケットを買うだけで長蛇の列、ということもしばしば。ところがこのカードを持っていると長蛇の列のヨコ、I amsterdam City Card 専用レーンから入館できてしまうんです。

入館料が free の場合と、ディスカウントの場合があるのでホームページで確認することを忘れないように。ちなみにレンブラントの「夜警」で有名な国立博物館はディスカウント制。

購入できる場所は...
スキポール空港内 Holland Tourist Information・アムステルダム中央駅前 VVV観光案内所・ライチェ広場 Ticketshop Leidseplein・ミュージアム広場 Museumshop + Keytours など、そのほかキャナルクルーズショップでも購入可能。

オランダの旅、特にアムステルダムで散策する際に便利なのが「Day tickets 」。以前、プチしんぶんでも紹介した「Dagkaart」のこと。アムステルダム市内のトラム、バス、地下鉄が乗り放題といったチケット。

一日乗車券、と言った方がわかりやすいかも。ただちょっと異なるのが、最初に使った時点から24時間利用可能という時間制なところ。さらには48時間、72時間と自分の滞在期間に合わせてチケットを選ぶことができる。2013年9月時点のチケットの種類が...

1DAY・24hours : 7.5ユーロ
2DAY・48hours : 12ユーロ
3DAY・72hours :16.5ユーロ
4DAY・96hours : 21ユーロ
5DAY・120hours : 26ユーロ
6DAY・144hours : 29.5ユーロ
7DAY・168hours : 32ユーロ

使い方は簡単。トラム、バス、メトロに乗る前に専用の機械にかざしてチェックイン。降りるときも同様に機械にかざしてチェックアウトするだけ。

とはいえ、最初はドキドキしてしまうんだけど... 運転手さんや車掌さんに聞けば使い方を教えてくれます。昨年の６月に５人で旅したときもこのチケットを利用。当時６歳の甥っ子も帰る頃にはスイスイと使いこなしていました。

購入できる場所ですが、全種類買うことができるのがアムステルダム中央駅前のGVBオフィス、その隣にあるVVV観光案内所。トラムやバスの中、メトロの券売機でも購入できるけど限られた種類のみ。長時間用を購入したいときは迷わず中央駅前の GVBオフィス か VVV観光案内所 へ。

OV-Chipkaart もいいけど、気楽に旅するなら Day tikets もオススメです。

Brilmuseum Amsterdam... アムステルダムの眼鏡博物館。アムステルダムのショッピング街「9 straatjes」にあります。

詳細... 住所：Gassthuismolensteeg 7, 1016AM Amsterdam / 開館日：水〜金曜日 12:00〜17:30・土曜日 12:00〜17:00

日〜火曜日はお休み。今まで予定が合わず訪れることができなかったんです。行けないからすごく気になっていた博物館。とうとう見てきました。

わたしが訪れたのは木曜日。今日は開いている日なのに扉に鍵が... と思っているとお店の方が気づいてドアを開けてくれました。後でわかったんですが Brilmuseum のホームページと同じようにドアの左端にあるチャイムを鳴らせば鍵を開けてくれるという仕組みだったようです。

1階は眼鏡ショップ、3階と4階がミュージアム。お店の方に「I want to see the museum.」と言うと、「上の階へどうぞ。」と案内してくれます。3階、4階と上る階段はひとり通るのがやっと、といった小さなものでしたがすごく味がありよかったです。

ちなみに、観賞料は大人ひとり4.5ユーロになっています。

ミュージアムにはところ狭しとたくさんの眼鏡が展示されています。昔のコンタクトレンズまで。大きなガラス玉といった感じでほんとに利用していたのかと想像すると驚きです。

Brilmuseum、眼鏡の歴史を見ることができる珍しい美術館だと言えます。9 straatjes にショッピングに行くならぜひ立ち寄ってみてください。