オランダの都市ロッテルダムのミュージアム公園にある The Sonneveld house (ゾンネフェルト邸)。NAi (オランダ建築博物館) に隣接しています。
1930年代に建てられ現存する The Nieuwe Bouwen style (新建築様式) のひとつです。Brinkman と Van der Vlugt の建築事務所による設計。改修後2001年春に NAi のミュージアムハウスとして一般に公開されるようになりました。
開館日時...NAi の開館日時と同じく、火曜日〜土曜日:10:00 - 17:00, 日曜日/祝日:11:00 - 17:00 になっています。
月曜日・1月1日・4月30日・12月25日は休館です。そのほか開館時間が異なる日があるので訪れる際は NAi ホームページで確認することをオススメします。
入館料...The Sonneveld house のみの入館は、大人ひとり5ユーロ。NAi のチケット (大人ひとり8ユーロ) を購入の場合はチケットを入口のスタッフに見せるとそのまま入ることができます。
入ると右手にレセプションがあります。ところがスタッフの姿が見えず...「Hello!, Hello!!」と言うと奥から出てきてくれました。NAi のチケットを見せると「靴にカバーをしてから見てください」と言われ、ユトレヒトのシュローダー邸のときと同じようにブルーのナイロンカバーを靴にしっかり装着していよいよ見学です。
わたしが訪れたときはほぼ貸し切り状態でゆっくり見ることができ、すごくラッキーでした。今から70年ほど前にこんなにモダンな建築、インテリアデザインがあったとは...ダッチデザイン、まだまだ奥が深そうです。
オランダ建築博物館「NAi (Nederlands Architectuurinstituut)」。オランダの近代都市ロッテルダムにあります。ミュージアムパークの北側に位置していて歩いていると目に飛び込んできます。とにかく気になったので入ってみることに。
入口のスロープを上ってなかに入ると右手にミュージアムショップがあります。レム・コールハースにMVRDVとオランダを代表する建築家たちの書籍がたくさん。必見です!
行き方はというと...ロッテルダム観光案内所 VVV で聞いたところ「ここからだと歩いた方が行きやすいから歩くのがオススメよ!」と言われたので街並を見ながら目指すことに。そのときに City Map もちゃんともらってそれを見ながら歩きました。歩いて正解でした。ちょっと見てみたいなぁと思っていた世界最古の歩行者天国「ラインバーン商店街」も見ることができたので。VVV からだと徒歩15分ほどで NAi には到着できます。
到着後はチケットを購入してまずはひとやすみ。入口の下の階にあるミュージアムカフェでカプチーノと軽くサンドウィッチをいただいてエネルギー補給です。
わたしたちが訪れたときは各都市の建築コンペの模型やプラン、製図などのスタディが展示されていました。建築のスタディもすごかったんですが、わたしはその展示方法に圧倒されてしまいました。紙とひも、というよりはロープを利用した展示方法は勉強になります。最大限空間を利用して見やすく、しかもアーティスティックといった感じ。ちょっと鑑賞する予定が気づくと2時間もそこにいました。建築好きのハズバンドも大喜びでよかったです。
住所...Museumpark 25 3015 CB Rotterdam
入館料は...大人ひとり8ユーロ。(Sonneveld House も入館可)。Museumkaart (オランダミュージアムカード) を利用すればエントランスフリーです。
開館日時...火曜日〜土曜日:10:00〜17:00 / 日曜日・祝祭日:11:00〜17:00 / ただし 4月8日9日・5月17日27日28日:11:00 〜 17:00 / 12月5日:10:00 〜16:00 になっています。
※毎週月曜日・1月1日・4月30日・12月25日はお休みです。
NAi のなかにはライブライリーがあり、オランダ建築に限らずインターナショナル建築に関する書籍がたくさん保管されていて自由に閲覧することができます。時間があればこちらを見学するのもオススメです。