Museum Van Loon (ファンローン博物館)。
Keizersgracht 沿いにたたずむカナルハウス。ここに博物館があると知らなかったら見過ごしてしまうほど周りの住宅にとけ込んでいます。
行き方は、わたしが滞在した Hotel V victrieplein からはトラム25番線 Pass.Term. A'dam 行きに乗車し Keizersgracht で下車して徒歩3分。Amsterdam Centraal Station からはトラム16、24、25番線のいずれかに乗車し Keizersgracht 下車。そこからは南側の Keizersgracht 沿いをUtrechtsestraat に向かって歩くと右手に見えてきます。Keizersgracht を挟んで向かいにはプチ単語でも紹介している foam 写真ミュージアムがあります。
入館料は、大人ひとり6ユーロ。I amsterdam Card を利用できます。
開館日時は、水曜日から月曜日の AM11:00〜PM5:00、休館日は火曜日になっています。
わたしが訪れたのは2007年の10月初め。時おり小雨がぱらつくオランダらしい天気の日のでした。小さいフォトの緑色の扉を押すとレセプションがあり、マダムが出迎えてくれました。
このときは1650〜1900年に製造された家具のうち椅子やベンチが特別に展示されていました。18世紀のフランスの見事な椅子からシンプルなオランダの椅子など。見ていると当時の住人たちの姿が思い浮かんでくるような気がしました。
いちばん印象に残っているのはカナルハウスの裏庭です。マダムに「庭もきれいだからぜひ見てみて」と薦められました。薦めるだけあります、ハウスから一歩足を踏み入れるとその美しさに圧倒されてしまいます。霧雨のなかボーッと庭で和んでしまいました。ここが都会の真ん中だということを忘れてしまうほどです。
アムステルダムには小さな博物館がたくさんあります。ひとうひとつ特徴があり楽しむことができるのでオススメです。