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ホームページは続いていきます。このピアノ音楽教室のスタディ(試案)に限らずホームページとは育むものと考えます。
そしてホームページを育むことは、他者との関係性を育み、なにより自らを育むことに置き換えられるといえます。
時間はかかります。もしかすると終わりはないのかもしれません。ホームページの完成は始まりともいえます。育むことで完成は何度も訪れ、続いていきます。
そのため、ホームページにおいて育むための土壌づくりをわれわれはその役割をデザインとシステムが担っていると考えます。
今やその環境づくりのデザインとシステムは不可分で、そしてインターネット上に公開されるホームページと育むための更新システムは表裏一体の存在となっています。
ホームページの主体となる情報の発信者にとって、公開されるホームページと更新システムはどちらが内側でどちらが外側かその隔たりはおよそ皮膚のような感覚に近く、またそれをデザインとシステムを一体的に進めることで目指しています。
スポーツや運動で鍛えたカラダが姿かたちとなって表れ出るように、書道や茶道で研ぎすまされたココロが凛とした佇まいとして表れ出るように、育まれたホームページもまたそうであると信じています。
デザイン、小野でした。