2011年11月11日アントワープのホテルで目覚める。今日の予定は... 行きたい場所を書き留めたノートを見る。よし、ここにしよう！と決めたのは「MAS：Museum aan de Stroom」。旅の前にだいたいの予定は決めてはいるけど天候や体調の変化をみながら当日どうするか決めることもしばしば。

この日はベルギーの祝日。アントワープ中央駅周辺も人がまばらのような... 観光案内所で教えてもらったように Quellinstraat からバス 17 Rijnkaai に乗って MAS まで。数分でミュージアムそばのバス停 Van schoonbekeplein に到着しました。ここから北に進むと見えてきます。

そうそう、これだ！このレンガ色の建物。テレビやネットでどんな建物か知ってはいたものの実際に見ると驚きも異なります。なんとも不思議な形状に目が釘づけです。思わずほぅ〜と下から上まで建物を見上げてしまいます。そう感じている人が多いのか、カメラ、いや特に iPhone で撮影している人を多く見かけました。

MAS : Museum aan de Stroom
Hanzestedenplaats 1, 2000 Antwerpen
休館日：月曜日 ※イースター、聖霊降臨祭は除く
元日・5月1日・昇天祭・11月1日・12月25日
開館時間、入館料は観覧するスペースによって異なります。MASホームページにてご確認ください。

この奇抜な建物、デザインしたのはオランダの有名な建築家 Neutelings and Riedijk。以前わたしも訪れたユトレヒト大学の MINNAERT をデザインした建築家です。

MAS のホームページによると... 建物はコンテナやボックスを積み重ねて巨大な倉庫を作り上げた、といったイメージのようです。近くで見るとそのイメージがよく伝わってきます。この場所にひと際目立つ MAS。ただ今アントワープではイチオシの美術館になっているようです。

せっかくなので時間をかけてゆっくり巡ってほしい美術館。まだまだ見どころはたくさん！それはまた次回に。